小林賢太郎TV 10
ラーメンズが好きだ。小林賢太郎が、片桐仁が好きだ。とは言ってもそんな歴の長いファンではないのだが……。カジャラ #1には足を運んだ。
小林賢太郎TV #10を見た。
ラーメンズ時代のコントはほとんど観た自分としては、少し悲しくなった。
もちろん、最終回のような演出でもう続かないんじゃないか?という悲しみもあったが、私が言いたいのはそこではない。
とりあえず、最初から振り返ろう……と思ったが、録画を忘れてしまったので飛び飛びだし色々忘れたり勘違いもあると思うので大目に見てください。
一旦公開して読み返したんですけどひどい文章なのであんまりまともに読まないでください。恥ずかしい……。
まずはオープニング、まさかの主題歌がノーナリーヴス。思わず叫んでしまった。『Paper Runner』の『New Soul』がノーナで一番好きな曲だけに、このコラボレーションは嬉しい。この曲は初めて聴いたんだけど、新曲?書き下ろしだろうか。ノーナはもっとカラオケに曲を増やしてください。
『投道』。『日本の形』っぽい、ない世界観を突き通す感じのコント。NHKっぽいテロップに本気を感じた。至る所にツッコミどころがありながら、それを放置して進行していく雰囲気が非常に好きだ。Twitterにも触れている方がいらっしゃったが、『アラウンド・ザ・ワールド』『リバース』は『イモムシ』のセルフオマージュだろうか。前々回の #8でも『桶屋がボーカル』のようなセルフオマージュっぽいやつが登場するので、ファンサービスの一環だと思ってこの時は嬉しくなったのだが、今回の小林賢太郎TVはちょっとセルフオマージュやファンサービスと思うにはすこし違和感の残るシーンが多かった。
ここが一番辛かった。コントの台本を執筆している小林の所に、大泉がテレビで見た都市伝説めいた話をしに来るというストーリーなのだが、
この大泉洋、片桐仁にそっくりなのだ。演技もそうだし、セリフまわしがいかにも『不透明な会話』だ。セルフオマージュというには、少しやり過ぎだ。ギリジンが喋ったセリフっぽいことを、大泉洋がギリジンっぽく演じている。「だよなぁ〜」みたいなセリフは『スーパージョッキー』の片桐を彷彿とさせた。なんだか、「誰がやってもいい」と言われてるような(完全に被害妄想だが)気もしてしまい、少し悲しくなった。
『②』は、小林がバニーボーイっぽい。というか、小林はよくこういう感じの演技をするよね、という印象。「○○ってあるじゃん」「ない」もラーメンズでよく見た掛け合い。昔の気に入った言い回しを使い回すのが好きなのか、はたまた気付かず使いまわしてしまったのか、ラーメンズ好きな自分としては前者であると信じたいが、なんだか後者のような気もしてしまう。ちょっと前者だと断言しきれないような危うい感じが、今回の小林賢太郎TVからは感じられた。(個人の感想です)
もちろん、もちろんだが、大泉洋にもコバケンにもギリジンにも誰にも罪はないし、悪いとも思わない。三人とも大好きだし。
『サラリーマン × エンターティナー』『えどのかみがたらくご』
前者は、が〜まるちょばやテツandトモも参加する豪華なコント。後者は、柳家三三氏の語りと静止画の落語。
なんというか改めて感じたのが、小林賢太郎TVのコントって、設定とか世界観は面白いのだが、肝心の話はそんなに意外性もなく、出オチ感が強い。一つのテーマがずっと続いたまま最後まで進行して、特にそれがダジャレがテーマだったりすると、タイトルの段階で設定が読めてしまってちょっと冷めてしまう。「かみがた落語って言って髪型の話すんじゃないの?」と思ったらドンピシャだった……。
思い出補正がかかってるかもしれないが、ラーメンズ時代のコントって「大どんでん返し」とか「衝撃のラスト」が多くなかっただろうか。そういうものが印象に残りやすいだけかもしれない(『採集』とか『超能力』など、暗転した後に客が遅れてリアクションを取るようなやつ。大好き。)けど、小林賢太郎TVではあんまりそういうのを見かけないような気がする。最近そういうのはやらなくなったのかな。
いい話のやつ。最後照明を浴びながら二人で光の方を向くシーン、すごく演劇的。小林賢太郎は舞台にいるってことなのかな。笑いどころが少ない話なので、本当に演劇を見ている感じだった。KREVAさん、演技がすごく自然。
ただ、ちょっぴり残念だったのは、言葉遊びを好むコバケンとラッパーのKREVAのタッグだったのに、ラップの部分があんまり硬くなかったところ。「おお!○○と△△で踏むか!」みたいな驚きを期待してしまっていた。
ぜんっぜん関係ない話をするのですけど、バッドナイスの常田さんってKREVAさんに影響受けてません?ラップの感じ。ラッパーはみんなこうだったらすみません。なんでもないです。
そして、小林賢太郎の真実に迫る!的VTR。一番最初に封筒からお題を取り出すシーンの段階で小林が芝居がかってたので、メタ的なコントで進行するというのはすぐに理解できた。だけどさぁ〜〜……従来の素の小林賢太郎に密着するVTRのほうが見たかったよ……。あと、映像技法とか小道具を駆使して頑張る姿も見たかった。普段は謎めいて素の自分を滅多に見せない小林賢太郎の等身大が見れるコーナーで好きだったのに、今回はそれがなくて残念。
まとめると、今回の小林賢太郎TVはあまり楽しめなかった。それは、自分の望んでいたものを得られなかっただけかもしれない。でも、これからも小林賢太郎も小林賢太郎TVもラーメンズも大好きだし、来年#11をやるなら当然観る。
なんか、もやもやしたままだけど、ここで終わりにします。
あと、久ヶ沢さんもっと出して!!
二記事坊主
カスなので、ブログの記事を2つ書いて放置してしまった。
『三日坊主』とは言うが、二日坊主とか四日坊主と言うと妙に違和感があるのは三日坊主に慣れすぎてるだけだろうか。
七日坊主ぐらいならキリも良くてありえそうな気もする。七日も続くならもっとやれよって感じだが……。
『悪事千里を走る』
なぜ千里なのだろう。1里が3.927kmだから、3927kmを走ることになる。地球を一周するとだいたい40000km。地球を10分の1周するほど知れ渡る悪事。むしろ現代のほうがありそうな話である。
というかどれくらいの時間で千里を走るのかについての言及がない。
『悪事千里を走るとは、悪い行いは、たちまちの間に世間に知れ渡るということ。』( 悪事千里を走る - 故事ことわざ辞典)
たちまちの間にだった。現代ことわざだ。Twitterの恐ろしさを予言している。
『一日千秋』
千秋とは1000回秋が来る、つまり千年のことらしい。千好きだね。個人的な体感だと百より千の方がことわざや四字熟語の登場頻度が高い気がする。今度調べてみます(調べない)。
1日がまるで1000年に感じられるほど、待ち遠しく思います、みたいな意味だったと思うが、昔の人は適当にものを言い過ぎ。今のオタクに似てる!!『一億年ぶりに会ったわ』とか言うもんね。今のオタク。
『五里霧中』
《後漢の張楷が道術によって5里にわたる霧を起こしたという「後漢書」張楷伝の故事から》方向を失うこと。物事の判断がつかなくて、どうしていいか迷うこと。(五里霧中(ゴリムチュウ)とは - コトバンク )
これ、五里っていうのが絶妙に嘘っぽくなくていいですね。いや嘘だろうけど。なんかやたらに数字を盛らない感じ。千里霧中だったらハーあほくさあほくさって感じで誰にも相手にされてなかったと思う。適当だけど。
こんな感じで終わりです。
もうちょっと更新頻度をあげたいですね。精進します。
新しいことわざとかつくりたいんだが
タイトルの通りである。勝手に作ったらええやんとかランダムに単語でも引いたら?とか言われる気もするが、そういうことではない。大喜利がしたいわけではないのだ。
人類が数千年も発展して、だいぶ落ち着いてしまった。「まだ見ぬ海の向こう」とか「地図に載ってない島」なんていうのはもうほとんど狩り尽くされたし、新しい魚を見つけることは出来ても、俺が「魚編に…鳥!」といったように勝手に新しい漢字を作って当てても広まらなくなってしまった。もう文明は「だいたいやり尽くしたし、まとめに入るわ」期に入ってしまったのか?俺だってことわざを作って広めたい。辞書に載せたい。(もちろん、まだまだ未知の分野はいっぱいある。生物とか自然現象とか)
「Minecraft」というゲームをご存知だろうか。知らなければまあ各自ググってほしい。あのゲームは誰かが建てたサーバーに入って見知らぬ人と大勢で遊ぶこともできるのだが、大抵はもうすでに文明が発展しきっており、リスポーン地点の資源は取り尽くされ、レアアイテムの入った宝箱は空箱だけが無残に残されていて、家を建てようにも空き地を探して郊外まで歩き続けるハメになる。
人生にそっくりではないか!!!!
俺が生まれるのが2000年遅かったばっかりに、面白そうな大発見やまだ見ぬ資源や好立地はもうすでに誰かのものだ。おかげで誰かの発明の恩恵にあずかって随分楽をさせてもらってはいるが……。
とにかく、大発見がしたい。0から1を見つけたい。リンゴが落ちて引力を発見するような、そんな根源的な発見をしたい。あわよくばチヤホヤされたい。履歴書に書きたい。
こうなったら目指すは宇宙だろう。宇宙は未知が満ち満ちている。地球の常識は何も通じない。もしかしたら物理現象さえ地球と異なる星があるかもしれない。反発係数が1億の星とか。(このへん、ツッコまれそうだが無視する。)
Minecraftでも、私がいたサーバーではジ・エンドという別世界は定期的に再生成され、一番乗りすれば手付かずのレアアイテムなどを誰でも手に入れられるようになっている。私も宇宙に行けるようになったら一番乗りで大発見を収めたいものだ。
話が逸れに逸れていた。何をしたいんだっけか。そうだ。ことわざを作りたいのだ。
漢字も作りたい。作って広めたい。
ああそうだ閃いた。なにも宇宙に一番乗りする必要はない。誰でも宇宙に行ける時代が到来すれば、我々パンピーにも新発見のチャンスがある。そこで未知の生物なり自然現象なりに名前をつけたりそれでことわざを作ったりすればよいのだ。誰かが不可能な絵空事を並べていたら「まったく、『木星で逆立ち』もいいところだな!」なんて宇宙ことわざをかましてやれる。……これはダメそうだ。地球でも言えるし、流行りそうもない。宇宙に行かないと閃かないことわざを作ろうとしてるのだから、ここで考えても意味のないことだった。
漢字もそうだ。「火星に魚がいたら魚編に軍(Mars→軍神マルス→軍みたいな連想)かな〜」なんて考えていたが、もうすでに発想が2000年後だ。何を既存の文字を組み合わせようとしてるのだろうか。自分の浅はかさに泣けてくる。こうなったら「魚編に♂」ぐらいじゃないとダメだ。「凸凹」を考えた奴ぐらい斬新にならないと。俺がフロンティアだ!!
あれこれ考えていたら楽しくなって色々ぐちゃぐちゃと書き殴ってしまったが、はっきり言って一つも実現する気がしない。思いつく分にはタダだが、これらを実現するには自分一人じゃどうにもならないし、途方もなさすぎてやる気にもならない(さっきまで燃えていたのはなんだったのか?)。まさに机上の空論、絵空事。
まったく、木星で逆立ちもいいところだ。
流行んねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
おわり。
開設
ブログを開設した。ブログといえば中学時代に始めた恥ずかしいそれを思い出してしまい背中がカユくなるのだが、ここでは読んだ本の話をしたり、文章の練習をしたりなんかをする予定だ。以前のブログはすぐに飽きてしまったので、せめて三日坊主にならないよう努めていこうと思う。(ブログをはじめよう!と思い立って数日たってからようやく重い腰を上げたので、実は0日坊主である)
とくに話すこともなし!ではまた。